今から就職活動をするあなた。スーツや就活に必要なアイテムはもう揃えましたか?
私は就活当時リクルートスーツさえ持っていなかったので、面接の前日大慌てで買いに行きました。
なんとなく鞄も必要だろうとは思ったものの、「就活にふさわしい鞄って?」という答えが見つからず、デパートの中心で思考停止状態に。
結局買わずに帰宅し、家で情報を収集してから、翌朝一番鞄を買いに行き、その足で面接へ行くというギリギリの就活をしていました。
なんとか間に合ったから良かったものの、ギリギリで良いことなど一つもありません。
そこで今回の記事は就活に必要なアイテムをご紹介いたします。就活は時間も限られているので、一気に買い揃えておきましょう。
今回の『就活に必要なアイテム』は、上場企業の採用広報の方に解説していただきました。
今記事の対象者は「今から就活を始める」方です。
私も高校卒業してから半年ほどフリーターを経験して、初めての就職活動をたった一人で行なった経験があります。
現在は某上場企業にて採用広報の仕事をしておりますが、今となれば当たり前のことも、当時は何もかもが手探り状態でした。
本日は、採用広報担当の立場から「面接官に好印象な服装」から「あると便利な就活小物」まで、幅広くご紹介をさせていただきます。
この記事を読み終えることには、明日の買い物リストがバッチリ出来上がっていますよ!
就活時の服装
男性の服装 スーツ・ワイシャツ・ネクタイ・靴下・革靴の選び方
セットアップスーツ
黒か濃紺で光沢や柄が入っていないもの。サイズが自分の体とあっているものを選びましょう。
白いワイシャツ
クールビズ用やボタンダウンなどは避け、スタンダードなものを選びましょう。
インナーシャツ
柄ものや色の濃いものは避け、ワイシャツから色が透けないものを選びましょう。
白や肌色でVネックのものをオススメします。
ネクタイ
深い赤系の色で派手ではないストライプ柄を選びましょう。
革靴
黒でストレートチップのものを選びましょう。
また、高価な靴を選ぶ必要はありませんが、面接の前は靴磨きなどをしっかりとして綺麗な状態を作りましょう。
まず靴を見て相手を判断するという面接官も少なくありません。
靴下
黒か紺色などのスーツに近い色を選び、ふくらはぎまで丈があるものを選びましょう。
くるぶし丈のソックスはマナー違反です。
就活時の女性服装
セットアップスーツ
黒か濃紺で光沢や柄が入っていないもので、サイズが自分の体とあっているものを選びましょう。
パンツスタイルでもスカートスタイルでも構いませんが、スカートスタイルの場合はスカート丈に気をつけ、膝丈くらいに調整をしましょう。
ブラウスかワイシャツ
白か黒がオススメです。
女性の場合はカラーものを身につけていても、極端に奇抜でなければ気に留めない面接官も多いですが、中には気にする人もいます。
また、白は顔を明るく見せ、黒は引き締まった印象を与えるので、好印象を与える為にも白か黒を選ぶのが無難と言えるでしょう。
パンプス
光沢のない黒のパンプスを選びましょう。
ヒールの高さは4センチから7センチの間が良いとされています。
ストッキング(ベージュ)
オーソドックスなベージュのストッキングを選びましょう。
服装選びのポイント
中には、就活の場であってもおしゃれをしたい!個性を出したい!という方もいると思いますが、就活の目的は「相手に良い印象を与える」以前に「採用される」ことが大前提です。
面接官はどのような人を採用したくて、どのような人を二次面接(いわゆる、自分の上司又は事業部長)に通したいかを考えて服装選びをしましょう。
もっと、噛み砕いて説明すると、たいていの会社は一次面接で人事部の一般職から課長クラスもしくは、自分(就活する側)が配属される予定の管理職クラス(主任から課長クラス)あたりの方が対応します。
もちろん、基本的には、性格やコミュニケーション能力、やる気などを見て、次の面接に進むか進まないかの判断をしますが、それ以前に、次の面接官(自分よりも偉い役職の人)に合わせても良いかどうかで判断します。
なぜなら、部長クラスだと多忙な方も多いですし、それ以前に検討違いの人を次の面接に通してしまうことで、自分の評価に関わるからです。
そうなると、どういった人物を自分の上司に合わせたいのか。
基本的には、性格やコミュニケーション能力、やる気以前に社会人としての一般常識を持っている事が大前提ですよね。
これは、どのような業界のどのような文化・社風の会社であってもあると言えます。
そこを踏まえて、服装選びをすると良いでしょう。
就活に適したカバン カバンの中に入れておくと良いもの
A4サイズが入るものを選びましょう。
ハンカチ/ポケットティッシュ
当たり前ですが、持っておきましょう。
社会人として最低限のマナーです。
ボールペン
面接時に、アンケートに回答させたり、簡単なPR文章を書かせる企業があります。
その際、鉛筆やシャーペンではなく、黒のボールペンを利用するのが一般的です。
また、当日インクが出ない!なんて事になると大変なので、2本くらいカバンに入れておくようにしましょう。
鉛筆
入社前に適性検査を受けさせる企業がありますが、その際マークシート回答のタイプがほとんどです。
予備で持っておきましょう。
ノート
基本的に使う場面はないですが、たまに「メモを取ってください」など指示を出す面接官もいます。
その際に、「紙がありません..」とは言いずらいですし、もちろんスマートフォンでメモを取るのも失礼です。
念の為持っておきましょう。
訪問する会社のパンフレット・資料など
採用面接に行くのに、受ける会社のことを何も把握していのは大変失礼です。
行きの電車などを利用して、面接の直前に目を通しておきましょう。
スマートフォンでホームページを見れば良いのでは?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、私は紙の資料をオススメしています。
なぜなら、WEB状には文字や写真の数に制限がない為、情報量がかなり多く、全てを読むのはとても大変です。
しかし、パンフレットであれば、ある程度重要な情報だけが要約してまとまっている為、読みやすいですし、ポイントを抑えられるでしょう。
履歴書
最近は、面接の前にWEBで履歴書を提出するケースが多いので、あえて持っていかない方もいらっしゃるみたいですが、たまに提出済みであっても、履歴書の提出を求められる場合があります。
おそらく、面接官が事前に履歴書の共有を受けていないか、時間がないか何かで、今手元に届いていないなど会社側のミスの可能性が高いですが、そういった場合でもスムーズに提出できると好印象です。
絆創膏
私の経験だと、かなりの確率で靴ずれを起こします。
飲み物
面接前に気を落ち着かせる為にひとくち飲みましょう。
また、面接後はたくさん話すせいか喉がカラカラです。
化粧品(女性の場合)
面接前に、化粧を直してから入りましょう。
予備のストッキング(女性の場合)
急いでいるときや、大事な日に限ってストッキングは伝線します。
予備は必ず持ち歩きましょう。